不幸な事故の晩の懇親会
4月12日の昼過ぎに祇園で19人もが死傷する事故がありました。たいへん不幸な事故で、少しでも真相が明らかになることを祈ってやみません。
その一方、「祇園事件当夜、府警交通部長が飲酒 懇親会で」という報道がされています。概ね、新聞の報道は適切ではないという論調で書いているようです。
- 懇親会は府警本部で行われた警察署長会議に伴うもので、年に数回行われているらしい。
- 懇親会は本部の各部長と署長の意見交換の場でもあって府警としては重要である。
- 参加者は京都府内で遠方からの参加者もいる。
- 中止の意見もあったが、2.や3.の面から開催を決めた。
- 初動捜査は終わっていたようだ。
- 懇親会の参加を問題とされているのは京都府警の交通部長で、交通部次長、交通捜査課長、刑事部長、東山署長などは参加していない。
つまり交通部というところのトップの参加が問題とされているわけです。さて、
- 不幸な事件ではあるけれど、初動捜査は終わっている段階である。
- 交通部のトップが不在の状態で、この日の夜に継続している捜査に何か影響があるのか。
捜査が現在進行中ならばともかく、一段落ついた辺りでトップはいなくとも捜査に問題はないだろうし、あってはならないでしょう。それに、京都府内全域から人を集めるとなると、直線距離はともかくかなりの移動時間が要することも事実です。
警察の不祥事は問題ですが、ここまで一方的に「けしからん!」という報道一辺倒なのは何故なのでしょう?
陰謀だとか言い出すつもりはありませんが、大騒ぎして隠したい他の報道があるのではないかと勘ぐりたくなります。京都府警の不祥事よりも、不幸な事件や他に大きな声で報道しなければならないことがあるでしょう。
などと思ったのでした。
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