外観
外観を従来のモデルとの違いを中心に紹介します。
箱の内容の説明
箱を開封すると、中に入っている内容の説明があります。このパッケージ自体、前モデルでも2回くらい変わっていて、コンパクトになりました。
実は、この時点で添付品以外に旧モデルと異なる点があります。
添付品
添付品が同梱されている様子です。細かいことですが、本体が黒一色になったことに合わせて、従来は白かったシリアルケーブルの色も揃っています。
シリアルケーブル(ただのクロスのRS232C)とUSBケーブルが添付されていますが、同時に使用出来るわけではないので一方は基本的に余ることになります。両方入っているのは嬉しいですが、大量導入すると一方が売るほど余ることになるので、別売りでもいいのかと思うこともあります。
書類
取り扱い説明書は新しくなっています。保証書が入っているのではなく、保証書発行依頼書が入っているのは変わっていません。
添付品の取り去り
添付品を除けると、こんな感じになります。以前のモデルとの違いに気がつく方もいらっしゃるかもしれません。
本体側面
水平に置いたときの本体上面、縦置きしたときの側面です。メーカーの名前と製品のロゴの色付けが少し増えてます。
前面上部
前面上部です。基本的に変わっていなくて、各種LEDが(特に自宅では)明るすぎる点も一緒です。
実は電源を投入したときや警報の音源がブザーから電子音に変わっています!
また、旧モデルと並べて動作させて初めて気がついたのですが、電源やバッテリーの充電状態を示すLEDの輝度が下がっています。灯りを消した部屋では、煌々と光っていて眩しいくらいでしたが、大人しい感じになっているようです。
背面上部
背面上部はUSBポートが増えていて、シリアルポートのコネクタの位置が下がっています。
ディップスイッチの数は、前モデルと変わっていません。(但し、前モデルの初期のモデルはディップスイッチの数は少なかったことを覚えています。)
背面下部
背面下部は大きな変更があって、このため「添付品の取り去り」の様子が変わっています。
- UPSに電源を供給するケーブルが直付けとなっています。
- 直付けされたケーブルの上に赤いボタンがあります。
- 直付けされたケーブルと赤いボタンの間にアース用端子があります。
この赤いボタンはサーキットブレーカーの解除ボタンです。旧モデルはヒューズを使用していましたが、電源を供給するケーブルを受ける部分に予備のフューズを収納していました。
サーキットブレーカーの採用により、フューズが切れることを心配したり、メーカーも予備のフューズの添付が不要となり、これは良い改良です。
ただ、ケーブル直付けはレセプタクルの省略で場所に余裕を持たせたのだと思いますが、微妙に扱いが厄介になるのが残念に思えます。
前面上部
前面上部の旧モデルとの違いがわかる部分で、右下のネジを緩めてバッテリーの交換ができます。
旧モデルはバッテリーの交換はユーザー自身ではできず、本体をセンドバックで交換を依頼するしかなく、結果的に新しい本体を購入した方が安く済んでしまう場合がありました。この場合、古い本体は産業廃棄物の扱いとなるので、家庭での処理は厄介なものでしたが、そのようなことに悩むこともなくなります。
足
縦置きする場合の足です。本体を置く面はこんなにツルツルだったかな?
Copyright © 2011-2024 Takahiro Kambe all rights reserved.