インストールカーネル上の作業
うまく起動すると通常のインストール用メディアと同様にインストーラー、sysinst(8)が起動します。
sysinst(8)の終了
一旦、aのインストールを選択して、
キーボードは変更しないでUS配列のままとして、
sysinst(8)のメインの画面の表示となりますが、
x を選択してsysinst(8)を終了します。
デバイスの確認
ここでデバイスの状態を簡単に確認しておきます。まず、イーサーネットのデバイスを認識していることを確認します。と、言っても以下のようにifconfig(8)で存在していることを確認できれば十分でしょう。
# ifconfig -a
wm0: flags=8802<BROADCAST,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
capabilities=2bf80<TSO4,IP4CSUM_Rx,IP4CSUM_Tx,TCP4CSUM_Rx,TCP4CSUM_UDP4CSUM_Rx,
UDP4CSUM_Tx,TCP6CSUM_Tx,UDP6CSUM_Tx>
enabled=0
address: 52:52:00:xx:xx:xx
media: Ethernet autoselect
status: active
lo0: flags=8040<LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST> mtu 33640
#
ディスクについては、以下のようなコマンドで良いでしょう。(インストールメディアには通常のgrep(1)などは入っていないため、sed(1)で代用しています。)
# /sbin/dmesg | sed -n '/^wd0/p'
wd0 at atabus0 drive 0
wd0: <QEMU HARDDISK>
wd0: drive supports 16-sector PIO transfers, LBA48 addressing
wd0: 20480 MB, 41610 cyl, 16 head, 63 sec, 512 bytes/sect x 41943040 sectors
wd0: 32-bit data port
wd0(piixide0:0:0): using PIO mode 0
#
ここで、ディスクのジオメトリの情報をメモしておきましょう。上図では以下の様になります。
- ヘッド数: 16
- トラック辺りのセクタ数: 63
- 総シリンダー数: 41610
- 全セクター数: 41943040
まだ、続きます。
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